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私のパリ、私のアトリエ [Art]

毎年、金木犀の香りが漂う頃、誕生日を迎える私。。。

今年の誕生日は、モノではなく美術館訪問を自分へのプレゼントにしました。

訪れたのは、こちら。

P1040885.JPG

箱根のポーラ美術館です。                   http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/01.html

途中、バスの車窓から富士山がきれいに見えて、なんかとってもいい気分でした。

P1040882.JPG

ポーラ美術館に着いたのが午前11時ごろで、早起きのせいでお腹もすいてたし、                         ちょうど団体客が入館してきて、ものすごく混雑しそうな様子だったので、                              作品鑑賞は後回しにして、まずは腹ごしらえ♪

館内のレストランに行くと、一面ガラス張りで、箱根の緑と青い空が眺められる                       とっても居心地の良い空間でした。

P1040887.JPG テーブルに飾られたバラの花もキレイ

P1040889.JPG P1040891.JPG

地鶏の香草パン粉焼きをチョイスして、ちゃっかりランチビールも戴きました[手(チョキ)]

さて、肝心の企画展ですが、

もう、本当に贅沢な内容でした。

だって大好きなフジタの大好きな作品がズラ~リ並んでるんだもん。

嬉しすぎて、クラクラ目眩がしそうでした・・・(笑)

00071800.jpg 「姉妹」 1950年

この作品は、額縁もフジタが制作したといわれているので、                                額縁もじっくり鑑賞しました。

フジタがモノづくりを心から愉しんでいたことが伝わってくるようで、                           しばらくこの作品の前から離れられなかったなぁ。

                                                    P1040893.JPG P1040892.JPG                             「校庭」 1956年               「誕生日」 1958年

誕生日って、不思議な絵ですね。                                               手前にいる子供たちのほうが小さく描かれてるからかな。

フジタの描く子供たちは、無表情で現実離れした宇宙人みたいで、                             ちょっと怖いんだけど、でも可愛いなと思ってしまいます。 

                                

P1040894.JPG P1040895.JPG                               「猫を抱く少女」 1962年         「少女と果物」 1963年

「猫を抱く少女」は、肌の色が不気味なほど黄色くて、それとは対照的に                               「少女と果物」は、透明感のある鮮やかな色合いで、どちらも印象的でした。                                           

フジタがこの作品を描いたのは、75~76歳のころのはず。                              その高齢で、こんなに細やかで瑞々しく、心躍るような作品を描いたなんて、                     信じられらない想いです。

ポーラ美術館は、今年の2月と8月に、                                                 「小さな職人たち」のタイル画シリーズを新たに購入していて、                                  今回販売されている図録にも掲載されていない作品がたくさん展示されていました。              会期延長後のこの時期に行ったのは、ある意味お得だったかなって思います。

ミュージアムショップでも、いろいろお買いものしました。                                  ふだんは、あまりこういったグッズを買わないんですが、今回は特別。

P1040896.JPG

「誕生日」は、額絵シートも購入。

original_image1-20110317121205.jpg                                                 我が家にいるフジタのジゴレットちゃんの隣にでも飾ろうかな?? 

箱根への道中、改めてこの本を読み直して、またまたパリに行きたくなってしまいました。

藤田嗣治手しごとの家 (集英社新書ヴィジュアル版)

藤田嗣治手しごとの家 (集英社新書ヴィジュアル版)

  • 作者: 林 洋子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/11/17
  • メディア: 新書

晩年を過ごしたヴィリエ=ド=バルクの家は、今でも公開されているのかな??                           公開されているのなら、一度は行ってみたいなと思います。

はぁ~、やっぱりフジタはいいです。                                                      出来ることなら、「少女と果物」にも我が家にお越しいただきたいものですが、                      叶わぬ夢だなぁ・・・。


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コメント 2

♪チョコ

私も美術館好きです♪
とても素敵な美術館ですね。
いつか、行ってみたいです。
たくさん紹介してくださって有難うございます。
アメブロにもまたお邪魔します。
by ♪チョコ (2011-10-11 20:40) 

aya

♪チョコさま
こちらにもご訪問ありがとうございます!
ポーラ美術館、とっても素敵でしたよ。

企画展以外の常設展も充実していますし、近くにほかの美術館も点在してますし、
お時間があれば、箱根の温泉に浸かって美味しいものも食べて、
ゆ~ったり、まったり過ごしてみてはいかがでしょう??

またお気軽にコメントくださいね☆
by aya (2011-10-13 22:21) 

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