ぶらり、蓼科(アート&美味編) [旅のコラージュ]
旅の2日目は、滝巡り散策のあと一路、諏訪湖へ。
ガレ・・・、好きなんですよね。
蜻蛉や蝶のモティーフが、繊細で麗しくて、そしてちょっと妖しい感じもあって、 こういう雰囲気のある作品を創り出したガレって、どんな人なんでしょ?
・・・と思ったら、かなりのイケメンでした(笑)。
やわらかな色合いの花器たち。
ガレの他に、ドームの作品もちらほら。 アール・ヌーボーからアール・デコへ、その作風の違いを感じながら、 暗闇に浮かぶ美しい作品たちを眺める、なんとも贅沢な時間です。
2階展示室では、この御方の企画展も。
茅野の風景を描いた『郷愁』。
青とも緑とも形容しがたい色のグラデーションが描きだす川の流れ。 記憶の奥底にぼんやりと浮かび上がる風景に、故郷を想うこころが映し出されているような。
作品数は少なめでしたが、そのぶん、ひとつひとつ、じっくりと鑑賞できて、 静かで豊かな時間を過ごせました。
ミュージアムショップには、ガレ風、ドーム風のランプが並べられていて、 かなり私好みなものもあり、しかも、手が出ないほどお高くもなく、 あやうく財布の紐が緩みそうになりましたが、なんとか我慢。
こちらが、その魅惑の蜻蛉ランプです。。。 買うのを我慢して、写真を撮らせてもらいました。
さてさてアート鑑賞のあとは、美味堪能タイムです。
美術館近くの湖畔を望むレストラン『くらすわ』にて、野菜たっぷりなランチを。
どの料理も、素材の味が活きてるって感じで、まことに美味しゅうございました。 自家製のパンとデザート付きで1200円也。 食後にコーヒーをつけると1400円。この味とボリュームで、このお値段は、安い!
おまけに、観光案内所でもらったクーポン券利用で、 ”ハーブの恵み”という名前のリキュールを一人1本ずつプレゼントしてもらって、 なんだか、とても得した気分です。
このリキュール、かの有名な養命酒がつくってるんです。 13種のハーブが入った女性向けの心と体の癒しのリキュールだそうな。 美味しくて、心にも体にもいいなんて、魔法のようなお酒ですね。
1泊2日の蓼科&上諏訪の旅で、心にも体にも栄養をたっぷり補給できました。
やっぱり、旅はいいですね。
ぶらり、蓼科。 何度行っても、また行きたくなる場所なのでした。
硝子好きで一点豪華主義な私はガレ、ドームが欲しいですけど、さすがこれら本物には手が出ません。まぁ、飾るような部屋でもないし(ガラクタ置き場?)海外土産の古代のトルソーや発掘品?変なフェイク物が家に転がっています。特にギリシャで買った青緑の美しいローマングラスは本物そっくり(本物かもしれない?)
スタイリッシュなライフスタイルに憧れ、NYスタイルのミニマル・モダンハイテックな室内にヨーロッパの古物が点在するお洒落なインテリア作りを目指していたのに、ガラクタと嫁さんのパープル好きが同居する何とも珍妙なインテリアに成り果てて仕舞いました(笑
by ダメオラ (2010-11-13 15:03)
ダメオラさま
硝子は魅惑的な素材ですよね。私も子供のころから大好きなんですが、
なぜなんでしょうね~、自分のキャラとは正反対な「儚さ」や「繊細さ」への憧れなのかな?
青緑のローマングラス、きれいな色なんでしょうね。
モダンでスタイリッシュな室内に古物が点在・・・
これは、たしかに素敵な空間ですよね。
仕事柄、こういう”贅沢の極み”的な住空間を見る機会が、とても多い私ですが、
毎日暮らす・・・となると、お洒落すぎるのも、少々落ち着かない気がして、
結局、自然と自分の色に染まった部屋が、一番居心地がよいのかもしれませんね。
by aya (2010-11-14 00:08)