SSブログ

【踊り子】から【アンリオ夫人】へ [Art]

ギラギラと真夏の太陽が照りつけるなか、行ってまいりました。

今日本初公開となる作品が数多くあるということで、新鮮さ、ワクワク感でいっぱい。。

main.jpg

展覧会公式HP → http://www.ntv.co.jp/washington/index.html

実は私、絵を観るのはとても好きですが、時間をかけてじっくり鑑賞するタイプではありません。                  どちらかというと、さらっと流しながら観る中で、気になるもの、                                   アンテナにピンとひっかかるものを感じると、たっぷり時間を費やす・・・                                                 というか、その作品の前から1歩も動けなくなるのです。

今回、私の心に響いた作品がコチラ。

renoir20.jpg 【踊り子】1874年 ルノワール(142.5X94.5cm)

子供のころから、何度となく画集で目にしてきた【踊り子】ですが、                                 実物を観るのは、はじめてで、想像よりも大きかったので、ちょっと驚きました。

背景に溶けてしまいそうなほど柔らかなチュチュの色合いに、釘付けに。。。

スゴイ。。。

美しすぎて、言葉にならない。。

この絵のモデルは、オデオン座の舞台女優のアンリエット・アンリオ。                             ルノワールお気に入りのモデルだったようですね。   

この絵が描かれた2年後、ふたたび彼女をモデルに描いた作品がコレ。

anrio.jpg【アンリオ夫人】1876年頃 ルノワール

昨年も、この作品を観ましたから、1年ぶりの再会ですが、いつお会いしても、美しい御方です(笑)

ルノワールは、私の母が大好きな画家。                                        この絵を 実物の絵を母にも、見せてあげたいな・・・。                     


nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

ダメオラ

ちょっと、ARTなお話を。

日本で催される公募展で最高の賞金を誇る小磯良平大賞展というのがあります。大賞賞金が何と1千万円!まぁ、プロ専門の公募展なので私には関係ありませんが・・・(汗 アマでもOKですけど、そんなレベルでは無い)

そこで第8回佳作入選された画家にこんな方がいらっしゃいました。

geocities.co.jp/paintingsfuruyoshi/works.html

う〜ん、上手い。古典写実主義(と謂うか、その技巧)に畏敬の念を抱く私には目映いばかりの作品の数々。これだけの技巧は長年の習練で身に付く訳はありません。生まれ持った才能が無いと、こういった絵画は描けません。はっきり言って、技巧の面で審査員に名を連ねているお歴々な画家の方より絵が上手いです。

さて、何故そんな絵の上手い方が大賞を獲れなかったのでしょうか?そのヒントは勿論大賞を獲った作品にあります。まぁ、その事を此処でアレコレ言うのは烏滸がましいですから・・・小磯良平大賞展に訪れた一般の観覧者は不思議に思うでしょうね「こっちの方が上手いのに、何故大賞で無いの?」と。
by ダメオラ (2011-08-12 20:09) 

aya

どんなに長い年月をかけて修練しても、持って生まれた類まれなる才能には
叶わない・・・というのが、哀しいかな、現実ですね。

さまざまな評価、賞があるわけですが、”本物”かどうかは、
時の流れの中で色褪せずに、輝き続けられるかどうか・・・な気がします。
by aya (2011-08-12 20:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

humblemusic.jpg 『humble music』8月10日発売

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。