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わが道をゆく人 [Cinema]

水曜日、池袋シネ・リーブルにて映画を2本観てまいりました。

私が生まれ育った田舎町では、映画館はすべて2本立て。

なので、1日に2本続けて鑑賞するのは、子供の頃からの流儀です。

まず1本目は、こちら。

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「プール」                                          

小林 聡美さんが、自作の歌をギターの弾き語りするシーンも。

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まったりしてて、思わずとろろん、と夢の世界に入りそうな瞬間もありつつ、思うままに生きる母と、 その母に自分の思いをぶつける娘が、ふたりで鍋を囲むシーンがズドンと心に響いてきました。

2本目はこちら。

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「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
                      

美術監督の才能と松たか子さんの演技がキラリと光る秀作でした。                                          私の好きな堤 真一さんも出演してますし。

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浅野 忠信さんの泥酔した演技がなかなかよい感じ。                                                  浅野さん扮する人生後ろ向き、超ネガティブな優男の台詞は、                                                            思わずククッと笑いが込み上げてくるほど滑稽な理屈だらけなのですが、                           ここまでネガティブを極めると、これもひとつの男の美学ですね。

どちらも、中心人物は、スーパーわが道をゆく人。

自分勝手、とも言える生き方ですが、                                                           自分に嘘をつかない、正直な生き方でもあるのです。

そして、「わが道をゆく人」のまわりには、                                                   なぜか必ず、その人に寄り添う、あるいはそのまま受け入れる、よき理解者の存在が。

さて、あなたはわが道をゆく人、                                                           それとも、寄り添ってそのまま受け入れる人、どちらに心惹かれますか?

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