FRIDE PRIDE [音楽]
早いものでもうすぐ6月。
昨日・今日・明日・・・・なんだか雨模様。
梅雨どきになると無性に聴きたくなるのが、このアルバム。
いつだったか、思い出せないくらい昔、偶然見たTV番組で、SHIHOさんの『CLOSE TO YOU』を聴いた時、衝撃的なその歌唱力、表現力にビックリ仰天。言葉を失うほどでした。。 <歌姫>って言葉がピッタリで、以来繰り返し何度となく聴いているアルバム。
こんな風に歌えたら、気持ちいいだろうなぁ。
というわけで、インストものが好きな私が、何度聴いても惚れ直す、数少ない唄モノのCDでございます。
i-Podでタイトル順に並べると・・・・
『NORWEGIAN WOOD(ノルウェ―の森)』は
GTの同名曲と前後して、なんとも言えず、いい感じ!
それにつけても、梅雨どきに聴きたくなるのは何故なのか?
自分でもよくわからない!? 謎でございます。。。。。
バッハプロジェクト by 平野 公崇 [音楽]
今日は、久しぶりになんの予定も入っていない休日。
ゆっくり朝寝して、掃除&洗濯を終え、DVDで映画を1本観終えた後、なんとなくNHK BS-hiにチャンネンルを合わせたところ、素晴らしい音楽番組に出逢いました。
サックス奏者 平野 公崇さん編曲による『バッハプロジェクト』。 (2007年収録の再放送)
バッハは、私が大好きな作曲家。
とりわけ「G線上のアリア」は、私にとって、今まで聴いた音楽のなかで最も美しい曲のひとつです。その「G線上のアリア」や「ゴルドベルク変奏曲」が、弦楽器とサックスの見事なハーモニーによって奏でられ、とても新鮮な魅力に溢れていました。
サックス奏者といえば、須川 展也さんの音色が昔から好きなのですが、平野さんの即興演奏も、テクニックだけではなく、なんというか、詩情あふれる艶やかな音色で、とても素敵でした。
GTのgzm様も即興演奏を得意とされていますが、即興演奏中は頭の中で必死に、次の展開を思い巡らしているのか、それとも反射神経的な感覚で、ほとんど無意識、無我の境地なのか??ま、いずれにしても特別な才能がなせる技、であることは間違いないですね。
なんにもすることがなく、かといって外出もしたくない・・・ひきこもりヒッキー的休日が、この番組を観たことで、豊かで美しい時間になったような気がします。
やっぱり音楽のチカラってすごいです*^^*
ゴールドベルグ変奏曲 [音楽]
若き日のグレン・グールド演奏による<ゴールドベルグ変奏曲>
私にとってバッハの音楽は、神経が昂ぶっているとき、体の調子が悪いときに、自分自身の体調や心のバイオリズムを調律してくれるような音楽。今日は丸一日、会議室に缶詰状態で、頭がヘトヘトなので、久しぶりにこれを聴くことにします。。。
不眠症に悩む伯爵に「眠れぬ夜に心を穏やかにしてくれるクラヴィーア曲が聴きたい」とリクエストされて作られたこの作品は、30の変奏をもつ長大な曲で、バッハの卓越した作曲技法が随所に発揮されています。
そしてバッハといえば、グレン・グールド。グールドの奏でるバッハは、ときに情熱的、ときに軽やか、変幻自在に飛翔する知的な即興性に溢れています。
ピアノを愛し、ピアノに愛されたピアニスト・・・選ばれし者だけが創り出せる世界ですね。グールドは、晩年にもこの曲を収録していますが、もっとゆったりと弾いていて、同じ曲、同じ演奏家でも表現されている音楽の世界がまったく異なっていることが、とても興味深いところです。
・・・・・・と、聴いているうちに、だんだん頭がスッキリしてきました。やはりバッハはいいですね