壁抜け男現る!? [旅のコラージュ]
一昨年の夏、パリを一人で旅しました。
観光名所として名高いサクレクール寺院に程近いモンマルトル界隈で、持参していた地図にどうやら誤りがあったらしく、気づけば、同じ道をグルグルまわってばかり・・・。 まるで迷路にはまった子供のように、途方に暮れて物哀しい気分になり、緩やかな坂道を下りつつ、ふと今来た道を振り返ったその瞬間!この方の大胆な姿が目に飛び込んできたのです。
あまりの唐突さに唖然とし、”迷子になるのも悪くないなぁ”と一気にワクワクしてくるから不思議!!作家マルセル・エイメが生み出し、演劇の題材にもなった「壁抜け男」さん。。。 今日もひっそりどこかの壁をすり抜けているやもしれませんね。