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『ダイアナの選択』 [Cinema]

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監督: ヴァディム・パールマン     2008年 アメリカ  90分

CAST:ユマ・サーマン 、エヴェン・レイチェル・ウッド

*あらすじ*

コネチカット州郊外の小さな町の高校で銃乱射事件が起きた時、17歳のダイアナは親友のモーリーンと女子トイレでたわいないお喋りに興じていた。そこへ銃を持ったクラスメイトのマイケルが現れ、「どちらかひとりを殺す。どっちにする?」と非情な選択を迫り、ダイアナは「殺さないで」とつぶやく。彼女の言葉が引き金となり、新たな人生が始まった、はずだった・・・。

謎めいた結末。本編終了後に謎を解くカギ「監督のキーワード」が現われます。監督の答えへのアクセスはこちらから。

http://www.cinemacafe.net/official/diana-sentaku/index_pc.html

*コメント*

映像が綺麗。とくに冒頭の花のクローズアップは幻想的です。ユマ・サーマンが苦悩を抱えた大人の女性を抑えた演技で表現していて、なかなか見応えがありました。

過去と未来、理想と現実、生と死が交錯しながら、物語は”ダイアナの選択”が明かされる瞬間へ。

そして、決定的なその瞬間、私の頭は「えっ?どういうこと??」って、しばしポカン状態に・・・。今まで数々の映画を観てきましたが、観終わったあとに、こんな謎に包まれたのは初めてのことです。エンドロールの間中もず~っと「???」が渦巻いていました。

そうしてぼんやりと頭に浮かんできたのは、原題「THE LIFE BEFORE HER EYES」。ふ~む、もしや、よもや、そういうことなの??(←って、どういうことなんだか^^;)

ネタバレは差し控えるとして、おそらく観る人によって、さまざまな解釈があってよい映画なのでしょうね。とても哲学的だったり、宗教的だったり、ファンタジックな捉え方もあるかもしれません。

でも、こんな悲劇には決して巻き込まれたくはないですね。。。


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